【紹介】ブレ・ノワール

「ブレ・ノワール」と「 レクラン」

安曇野山麓線にあるお店「ブレ・ノワール」にお邪魔しました。



ブレ・ノワール

信州安曇野に生まれたフランス郷土料理の ガレット のお店です。
外観も素敵なお洒落なお店です。

 

「ブレ・ノワール」(Blé Noir) はフランス語で「そば」という意味です。

 

店内も洋館風の感じのよい雰囲気のお店で、静かな環境の中、落ち着いて食事をいただくことができました。

 

ガレットは、そば粉で作った薄く円く焼いたパンケーキです。
フランス北西部のブルターニュ地方の郷土料理です。
因みに、そば粉ではなく、小麦粉で焼いたものがクレープです。

今回はランチセットを注文しました。
食事ガレットとデザートガレットの2種類のガレット、そしてドリンクがセットになっています。
デザートガレットは4種類の中から1つ選択することができます。
フォークとナイフをその都度取り換えてくれるサービスには感心しました。


食事の後は、隣りの部屋のギャラリーに足を運びました。

 

レクラン

「ブレ・ノワール」はギャラリー「レクラン」(L'ecrin) を併設しています。
レクランとはフランス語で「宝石箱」を意味します。

レクランでは「ミュシャ展」を開催しています。

 

お店のご主人がコレクションで集められたミュシャのリトグラフの作品がずらりと並べられています。
ミュシャに魅せられたご主人の熱い情熱が伝わってきます。

 

アルフォンス・ミュシャはチェコ出身で、フランスを中心に活躍しました。アール・ヌーヴォーを代表する画家で、数多くのポスター、装飾パネル、カレンダー等を制作しました。
1894年、舞台女優サラ・ベルナールとの出会いによって、彼はアール・ヌーボーを代表する不動の地位を獲得したのです。

 

 

気さくなご主人に、いろいろとお話をお聞きすることができました。
博多出身の方で、以前、新婚旅行で訪れた安曇野にすっかり心が魅了され、やがて移住されて来られたとのこと。人柄の優しい、心の暖かさを感じました。
お店は2010年12月にオープンされ、ご夫婦で経営されています。

 

また美味しいガレットを食べに来たいと思います。