19回目を迎える今年の「安曇野スタイル」が11月1日(金)~11月4日(月) に開催されました。
今年のテーマは「サスティナブルな未来へ続く、安曇野スタイル」。
サスティナブル(Sustainable) とは、sustain(持続する) と able(~できる) からなる言葉。「持続可能な」「ずっと続けていける」という意味です。
今、話題の「SDGs」の S は Sustainable を表します。
「安曇野スタイルとは何か」については、昨年の記事を参照してください。
今年は時間の都合上、数ヶ所しか回ることができませんでした。
その数ヶ所だけ報告します。(見学日は2024年11月3日)
穂高駅からすぐの所にある、クラフト作家をはじめとして様々な人達が集う場所です。
革、陶、ガラス、織、木工、つる工芸などの展示販売、地域の耳より情報など、安曇野の豊かな魅力に出会える交流スペースとなっています。
「アトリエむう」は「花好き、猫好き、ときどき絵描き」という いとうよしこ先生のアトリエです。
透明水彩絵具やアクリル絵具、色鉛筆などで絵を描かれています。
動物たちの鉛筆画、イラスト、カードなど、新作を中心に展示されました。
日本の伝統文化「刺し子」のおもろさが体感できます。
「わらべすく」とは・・・
「アラベスク」(アラビア風という意味。イスラム美術の唐草模様や幾何学模様のこと)に「和」(刺し子は和の伝統文化。刺し子をすること、見ること、身につけること、全ての人の心を和らげる、和ませる要素あり) を重ねて「わらべすく」ができました。
木のペンダントやピアスなどのアクセサリーや、暮らしを彩る様々な木彫作品が展示されました。
東京青山の「栗田クラフト」にて陶芸家の川村紗智子氏に師事されました。
その後、長い間「栗田クラフト講師」に就かれました。
その間、大町市で作陶および陶芸教室を開設。
今年の2月、功績を惜しまれつつ永眠されました。
ギャラリーレクランで写真展が開かれていました。
中村氏は上高地の自然風景に触発され、風景写真に興味を持つようになりました。
信州の大自然の一瞬一瞬、拾ってきた猫の子との生活、果てしなく長く続く宇宙などを見事なまでに写し出しました。
球体関節人形を中心に、ポーズ人形やクロスボディの人形を粘土で制作しています。
レースをふんだんに使ったフワフワでキラキラしたお人形の世界が広がります。
教室の生徒さんの作品も展示してありました。
chouette(シュエット) は塩尻市、松本市で開講している人形教室で、上條未有先生が一人ひとりのペースに合わせて指導されています。
ちなみにchouetteとは、フランス語で「すてきな」という意味です。
森の中の小さな雑貨店です。
古材を多く使った手作りの木工品と、愛知・岐阜から仕入れた陶器を販売しています。
山とガーデニングと猫が好き。
雑貨はもちろん、猫とお庭にも癒されます。
2018年に愛知から移住されました。
お店は2023年4月にOPENしました。
ご夫婦で自宅の敷地にDIYされた素敵なログハウスです。
2匹の猫がいます。サイベリアンのメスの「凛」(お店の名前になっています) とノルウェージャンのメスの「零」です。