松本城プロジェクションマッピング

『国宝 松本城天守 プロジェクションマッピング 2023-2024』

 

【番外編】
松本市の話題ですが、報告します。

 

松本城で開催されているイベントを見学してきました。(2023年12月30日)

 

『国宝 松本城天守 プロジェクションマッピング 2023-2024』

(株)一旗 (HITOHATA) がエプソン販売 (株)・セイコーエプソン (株) と共同でプロデュース・制作。
現存国宝5天守※ の一つで五重六階の天守の中で最古の国宝 松本城の天守や石垣などに、豪壮な天守を築いた城主・石川数正が描かれた屏風絵が躍動するデジタルアニメーションや雪の結晶や氷などをモチーフとしたデジタルアート、北アルプスに美しく咲き誇る百花繚乱の花々など、ダイナミックで幻想的なプロジェクションマッピング映像を投影。

国宝5天守
江戸時代までに建てられて、現在までに残っている天守は12基。
この内、国宝に指定されているのが5基。
姫路城 (兵庫県) ・ 彦根城 (滋賀県) ・ 松本城 (長野県) ・ 松江城 (島根県) ・ 犬山城 (愛知県)
他の7基は重要文化財となっています。


「光と氷の城下町フェスティバル 松本市イルミネーション 2023-2024」 の内の一企画です。

冬の観光を盛り上げようと、市や松本商工会議所などでつくる 「城下町松本フェスタ組織委員会」 が主催しています。


今回は、初代城主・石川数正が参戦した長篠の戦いが描かれた屏風 (びょうぶ) 絵や、色鮮やかな花々、水面を跳びはねるコイなどが映し出されています。


会期は3期に分かれています。

第一期 2023年12/16 (土) ~ 2024年1/7 (日)
テーマは 「時代を駆ける歴史絵巻」

第二期 1/8 (月) ~ 1/26 (金)
テーマは 「雪や氷、星のきらめき」
厳冬の松本城を幻想的に彩る雪月花、雪の結晶、氷の世界など「冬の季節」を映像で演出します。
また、満点の星空、オーロラ、花火、宇宙、幾何学模様など「空」を様々な表現で演出します。

第三期 1/27 (土) ~ 2/14 (水)
テーマは 「春の訪れ、花鳥風月」
春の訪れを予感させる梅や桜などの花鳥風月、松本市が誇る絶景を色鮮やかに演出します。
豪快に流れる雪解けの⽔、北アルプスに美しく咲き誇る百花繚乱の花々が、⽩と⿊の松本城を彩ります。


それぞれテーマの異なるプロジェクションマッピングが演出されます。
時間は 18:00 ~ 21:00
約9分間のコンテンツを約3分間のインターンミッションをはさんで連続投影されます。

 


期間中、松本城公園、大名町通り、千歳橋など中心市街地でもイルミネーションを点灯します (16:30~22:00)。


冬の松本城を光で彩るイベントは今年で3回目。
今年からプロジェクションマッピングも始まりました。
昨年は音とレーザーマッピングで演出するイベントでした。
レーザーマッピングとは、対象物をスクリーンとして映像を映し出すプロジェクションマッピングとは一味違う、「点」と「線」の描画で構成される演出のことです。
(株)一旗は、名古屋・東京を拠点とするデジタルコミュニケーションカンパニーです。

 

 

プロジェクションマッピングの演出を動画にまとめましたので、参考にご覧ください。
5分内に短縮編集しました。