安曇野市明科にある うなぎ料理店 で有名な「坂本屋」さんに行ってきました。
■ 坂本屋
元々は福島の老舗うなぎ料理店で、福島から安曇野に移住されてきました。
信州で再出発という形です。
福島県いわき市遠野町に鰻料理の老舗旅館「坂本屋旅館」がありました。
福島県では江戸時代享保年間 から代々営まれてきたといいます。
当初は旅館としてスタートし、約100年前からうなぎの店としても家族で営業されていました。
2011年3月に東日本大震災が発生します。この地震による原発事故の影響で、小澤睦美さんは震災の2ヶ月後に安曇野市に避難されました。当初は一時的な避難の予定でしたが、安曇野市(旧明科町) の築100年の古民家を改装し、いわきの店を母から引き継ぐ形で、2016年6月25日、御食事処「坂本屋」として再オープンされたのです。
玄関で靴を脱ぎ、すぐ右側にあるウェイティングルーム(待合室) に通されました。席の準備が整うまで、そこで待ちます。
素敵な器や小物がきれいにたくさん並んでいました。
準備も整い、2階の個室に案内されました。
そこには以前お店のあった遠野町根岸の絵地図が飾ってありました。
川といい山といい、どことなく明科の地形に似ているなと感じました。
料理は半重御膳(ハーフ) を注文しました。女性にちょうどよいボリュームのうな重です。
最初にサラダと茶碗蒸しが出てきました。
そして、メインの鰻と小鉢3品、お味噌汁の登場です。
香ばしい香りに部屋が喜びで満たされます。
その後、ランチのサービスとしてフルーツの乗ったケーキとドリンクが提供されました。
改装された古民家のゆったりとした落ち着いた空間で、美味しい食事を優雅に楽しむことができました。