有明山神社 (ありあけやまじんじゃ) を目指します。
それでは西に向かってゴー!
有明は穂高の北部に位置しています。
ただし、JR大糸線に「有明」駅がありますが、
駅自体は、地籍でいうと有明ではなく北穂高になります。
有明駅は、ここの他にも東京のゆりかもめにもありますね。
■有明山 (ありあけやま)
山麓から見上げると、堂々とした富士山に似た山容をしていることから 「有明富士」「信濃富士」「安曇富士」とも呼ばれています。
標高は 2,268m、日本ニ百名山に選ばれています。
穂高古厩(ふるまや)から眺めた有明山
安曇野市三郷(みさと)から眺めた有明山
有明山については別途、詳細に述べます。
有明山に関係深い有明山神社を目指します。
有明駅
かつては、北アルプス燕岳への登山口として、夜行列車や急行列車が停車していました。
中房温泉行のバスが発着し、早朝もタクシーが待機するなど賑わいを見せていましたが
今では、中房温泉へのバスターミナルは隣りの穂高駅に移されました。
穂高駅
安曇野観光の拠点駅となっています。
バスを利用して有明山神社に行くには、
穂高駅から中房線や安曇野周遊バスなどを使います。
大糸線穂高駅前
穂高駅前のバス乗り場
有明山神社には神社用駐車場と登山者用駐車場があります
神社内のバスのりば
有明山神社を中心に穂高地区を確認してみましょう。
穂高駅、有明駅を有明山を目指して県道を走らせると 「宮城」(みやしろ) の交差点にぶつかります。
三社大権現 (みやしろだいごんげん)
近くに、現有明山神社の原型となる古い有明山神社の里宮が三社大権現の呼称で存在していました。三社大権現(古い有明山神社)は大正2年(1913)に現有明山神社に合併されました。現天明霊神宮の場所です。今も立派な鳥居が残っています。
神社のあった地は、古くは「三社」と書いて「みやしろ」と呼んでいましたが、その後「宮城」と書くようになったのです。
夫婦岩(めぐり愛の岩)
なお、森野果樹園の近くに夫婦岩があります。
「月がこの岩の上空に掛かる時、岩の前で二人の愛を誓うと、その愛は神々によって永久に守られる」
「中房川の小石に二人の名前を書き、奉納すると、遠く離れていてもいつか必ずめぐり合うことが出来る」
とか。
また、
「男岩と女岩の間をこどもが通ると、神々に守られしあわせで健やかに育ち、
おとなが通ると神々に守られた健やかなこどが授かるといわれています」
とあります。
お試しあれ。
Google Map でご確認を。
次回は有明山神社を具体的に見てみましょう。